車に乗ったままでOK、便利な出張封印

自動車関係申請ページへ

都道府県をまたいでの引っ越しではナンバープレートを交換することになりますが。この時の手続きは一般的に近所のディーラーにお願いしたり、自分で陸運局に出向いてナンバーの交換をすることとなります。
どちらの手続きでも陸運局に車を持ち込む必要がありますが、車を持ち込むことなく駐車場に出張してもらってナンバープレートを付け替えることが出来ます。
特別な許可を受けた行政書士であれば、車を預かることなく新しいナンバープレートと封印をお届けすることが可能です。

封印とは

軽自動車を除く車には、正しく登録された車両であることの証として後方のナンバープレートの左上のビスの位置に、破壊しなければナンバープレートのナットを外せないように封印(アルミ製のキャップ)がされます。

封印の取り付けは運輸支局や許可を受けた封印受託者が行います。封印のされていない車で公道を走行すると、道路運送車両法違反で違反点数2点、罰則で6か月以下の懲役又は30万円以下の罰金に処せられます。

行政書士の封印権(丁種)

行政書士資格を持ち、さらに封印の研修を受けて登録された行政書士は丁種封印受託者として、依頼者の元へ出む向いてナンバープレートへの封印をすることが出来ます。

また、県外の販売業者から車を購入された場合など、その地域の丁種封印権をもつ行政書士を通じて熊本ナンバーと封印を現地へお届けすることも可能です。

引越しでの出張封印のメリット

出張封印のメリット

  1. 愛車を他人に預けたり運転させる必要がない
  2. 通勤、子供の送迎で毎日車が必要、ナンバー交換・封印は夕方や土日でも可能
  3. 面倒な手続きに悩む必要がない
  4. 車が使えないのは交換にかかるわずかな時間だけ

出張封印のデメリット

  1. 出張を依頼する費用が余分に必要

費用は必要ですが、忙しい方には非常に便利な仕組みではないでしょうか。
出張費についても場所にもよるものの、熊本県内の行政書士事務所であれば1万~1.5万程度で応じてくれるところが多いようですし、引越しに伴うナンバープレートの変更であれば必要となる、車庫証明~自動車登録までの一連の手続き総額で比較すれば、ディーラー等に依頼するのとそれほど差はないような感じがします。

ナンバー手配から封印までの手順

  • 警察署への車庫証明の手続き
  • 運輸支局への自動車の住所変更手続き
  • 希望日時に新ナンバーを持って封印に伺います
  • ナンバーの取り外し・取り付けをお願いします(お客様作業)
  • 車体番号等の確認を行い問題なければ封印します
  • 後日、取り外したナンバープレートを陸運支局へ返納します

お客様作業となっている個所以外はすべて当事務所にて行う事となります

封印できない場合

熊本県で別種類の封印権(乙種・丙種)を持っている販売業者から購入した車

封印前の実車確認で車体番号が確認できない車

特殊ねじやさびがひどく旧ナンバープレートが外せない車

最後に

私自身も、過去に熊本にUターンして帰ってきたとき、熊本ナンバーへの変更を経験しました。
近所にあったディーラーに飛び込んで相談しましたが、すぐには出来ないとのことで結局、車庫証明もナンバー変更も有給取って自分で手続きに行った記憶があります。

当時はこのような制度はなかったと思います。
今でもあまり一般的ではないと思いますが費用的に納得できれば車のユーザーにとってはとてもいい制度だと思いますので、ナンバー変更が必要な方は一度検討されてはいかがでしょうか。

自動車関係申請ページへ

熊本市北区の行政書士事務所フォレストでは
各種許認可や遺言・相続に関するサポートを行っております。
お気軽にお問い合わせ下さい。

行政書士事務所 フォレスト

〒861-5525 熊本県熊本市北区徳王2丁目16番13号

メールへは24時間以内にご連絡します

LINE からのお問い合わせもどうぞ

お問い合わせ

お気軽にお問い合わせください。090-2096-6265

お問い合わせ 24時間以内にご連絡します
PAGE TOP